アプリ開発の仕事に隠された魅力は多いですが、その中でも特筆すべきなのは、やはり社会の役に立っているという実感を得やすい点でしょう。基本的に売れるアプリというのは、便利だから売れます。誰かにとって役に立つものなので、数多くダウンロードされていくわけです。つまり、ダウンロード数で簡単に自分たちの仕事がどの程度社会の役に立っているのかを判断することができます。

もちろん、ユーザーからの反応も直接受け取ることができるでしょう。ゲームアプリなら楽しかったと言ってもらえることも多いですし、ビジネスアプリなら仕事がしやすくなったと言ってもらえることもあります。世界的に反響の大きな素晴らしいアプリを作れば、世界全体に大きな影響力を与えていけます。数百万人という人たちの生活を便利にできるという点が素晴らしいです。世界に対して大きな影響を与えたい、自分の仕事で人を幸せにしたいという思いを持つ人たちにとっては、これ以上にやりがいを感じられる仕事も他にないぐらいでしょう。

確かに人の命を救ったりすることはできないかもしれませんが、大勢の人の生活を少し便利にするということには大きな価値があります。その価値が理解できる人なら、アプリ開発の仕事は魅力的に見えてくるはずです。IT業界においても花形職業で、単純にかっこいいというのもモチベーションに繋がることです。若い人に大きなチャンスがあって、大ヒットアプリを開発しているチームに入ることができれば、年収にも期待が持てます。